試乗 改良新型プジョー308 SW 新開発1.5ℓディーゼル(130ps)のワゴンを評価

2019.02.12

「DV5」 どんなエンジン?

プジョーが308ハッチバック、308 SWの双方に載せてきた1.5ℓブルーHDi130は、従来の1.6ℓブルーHDi120と同じく組立てはロレーヌ地方のトレムリー工場だが、開発はもちろん生産体制まで含め200億円以上が投資され、7割以上のパーツが別物という新設計パワーユニットだ。

トレムリー工場は一説によればPSAグループ最後のディーゼルともウワサされており、それだけにディーゼルというテクノロジーの集大成としても見逃せないはずだ。

ユーロ6.2以降の規制に対応するため、DV6(1.6ℓブルーHDi120の型式)と比べ、DV5(1.5ℓブルーHDi130の型式)では大幅な変更が加えられた。ボッシュ製インジェクションが「CP4.1」からよりキメ細かな高圧噴射と制御を可能とする「CP4.1エボ」に変えられ、NOxセンサーも1個から2個、実装された。ヘッド周りはシングルカムからツインカムに進化。ボアは据え置いたままストロークは3.5mm短くなり、圧縮比は17:1から16.4:1に下げられた。

ところがDV5の凄みは、先代より排気量はマイナス100㏄にも関わらず燃費やパワー、排ガスのクリア化といった効率面の向上を、燃焼や吸排気のファイン・チューンで実現しただけではない。DV5の腰下に注目すると、クランク〜コンロッドの軸間距離がDV6より8.4mmも切り詰められていることに気づく。

 
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