試乗 改良新型プジョー308 SW 新開発1.5ℓディーゼル(130ps)のワゴンを評価

2019.02.12

どんな感じ?

回頭性よし 低重心の恩恵

2ℓディーゼルのDW10に比べたら、16.5mmも短い。これはどういうことかといえば、エンジン全体の高さは1mm増し、重量も5kg増して130kgになったにも関わらず、ピストンやコンロッドの作動域だけでなくクランク軸まわりも下方に寄せたことで、エンジン稼働時の重心を大幅に下げているのだ。

ちなみに308 SWブルーHDi130は日本の車検証では、前車軸の重量は850kg。1.6ℓディーゼルもまったく同じ850kgだったが、後車軸は20kg軽い550kgで、パノラミックガラスルーフのためか車両重量は1400kgだった。いずれ、今どきのCセグメントのステーションワゴンとしては、かなり軽いことがうかがえるはずだ。

実際、いざ走り出すと、少ないステアリング操舵角でもノーズが軽快に、だがしっとりと切れていくEMP2特有の感触が、さらに低重心化したおかげで磨き込まれていることに気づく。

試乗車は16インチ履きだったが、決していたずらにクイックに設定されたステアリング・レシオではなく、柔らかく滑らかなストロークを伴ってクルマが向きを変えていく。とにかく雑味や曖昧さがなく、ドライバーの意志に従うかのように切れていくハンドリングに、ある種の高級感すら覚えるはずだ。

 
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