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試乗 シトロエンC5エアクロス・ピュアテック180 ユーティリティ重視のSUV

2019.02.21

100字サマリー

シトロエン流の快適性を備えたとする新しいC5エアクロス。しかし、フロントシートの座り心地は良いものの、先進のプログレッシブ油圧クッション・サスペンションは、英国の道にはうまく馴染めなかったようです。

もくじ

どんなクルマ?
プジョー3008以上、5008未満
どんな感じ?
シートは良くても疑問も残る
素直に褒めにくい走り味
期待に届かない乗り心地
「買い」か?
ファミリーカーとして利便性は悪くはない
スペック
シトロエンC5エアクロス・ピュアテック180のスペック

どんなクルマ?

プジョー3008以上、5008未満

シトロエンが属するPSAグループには様々なSUVが存在しているが、シトロエンC5エアクロスのポジショニングは賢明だと思う。全長は4.5mで、プジョー3008とその兄弟モデルのヴォクソール・グランドランドよりもわずかに長い。しかし、7シーターを持つプジョー5008ほどは長くはなく、ボデイサイズがかぶることはない。シトロエンによれば、現在は7シーターモデルの計画はないとしているが、発売しないとも言っていないから、可能性はあるのかもしれない。

実は、C5エアクロスに試乗するのは今回が初めてではないのだが、C5エアクロスが英国の土を踏むのは今回が初めて。全グレードに標準装備されるシトロエンの新技術、プログレッシブ油圧クッション・サスペンションが英国の道でどんな素振りを見せるのか、確かめる時がやってきた。以前にわれわれが試乗した、マラケシュの路面での印象とはきっと異なるはず。

ベースとなるのは、PSAグループの自由度が高いEMP2プラットフォーム。小さいとはいえないC5エアクロスのボディながら、搭載されるのは、こちらもマルチユースな1.6ℓで4気筒の「ピュアテック」ガソリンエンジンとなる。最高出力は5500rpmで発生させる180psで、最大トルクはわずか1650rpmから25.3kg-mを発生させる。トランスミッションは8速ATが組み合わされフロントタイヤを駆動。マニュアルの選択肢はない。

 
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