ロードテスト フォード・フォーカス ★★★★★★★★★☆

公開 : 2019.03.02 11:50  更新 : 2019.03.12 14:36

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

新型フォーカスで8.0インチのタッチパネルを含むインフォテイメントシステムが装備されないのは、エントリーグレードのスタイルのみだ。テスト車より下位のゼテックやSTラインにはナビゲーション機能が備わらないが、Apple CarPlayとAndroid Autoがインストールされているので、完全にナビが使えないというわけではない。

さて、今回のSTラインXは、フォードの車載ITシステムであるSync3のフルバージョンが標準装備で、デジタルラジオやナビ、Bluetooth、音声操作や前述したApple/Androidスマートフォンのミラーリング機能が、すぐに使用できる。

おおむね使いやすいが、よりプレミアムなライバルに比べるとヴィジュアルの洗練性で劣り、しかも思ったほど直観的ではない。ディスプレーの下端に並ぶショートカットは、メニュー切り替えを容易にしてくれるが、ホームボタンがないのは手抜かりに思える。対応するスマートフォンを持っているユーザーなら、ミラーリング機能で同期させ、そちらをデフォルトのOSにしてしまうことになりそうだ。

視界


前後の眺めは、どちらも申し分ない。とはいえ、駐車の際にはオプションのリアカメラが大いに役立つ。

燈火類


LEDヘッドライトは、STラインXでも750ポンド(約11.3万円)のオプションだが、それにはオート機能も含まれる。

ステアリングとペダル


すべてのペダル配置は不自由ないもの。間隔も良好で、左足の置き場もある。ステアリングコラムは、チルトとテレスコピックのいずれも調整可能だ。

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