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アウディSQ2に試乗 力強いエンジン 乗り心地はやや難

2019.03.06

どんな感じ?

力強いエンジン 乗り心地はやや難

やや「先代のアウディ」といった雰囲気もあり、乗り込んでみての第一印象はやや物足りないかもしれない。しかし、走ってみれば納得の出来栄えだ。

4WDのクワトロシステムは常に前後に適切なトルク配分を行っており、アンダーステア発生時には最大100%のトルクがリアに配分される。ノーズが穏やかに内側に戻る様は印象的だ。

EA888型エンジンはゴルフRのそれと近いフィーリングだ。ワンテンポおいて力強い加速をはじめ、6500rpmまで途切れることはない。2000rpmから5200rpmという幅広い回転域で最大トルクを発生するため、どのギアでも望み通りの加速が得られる。

もちろん注意点もある。低められた車高と引き締められた足回りによりロールは抑えられているが、時折荒い乗り心地を示す。タウンスピードや田舎道での中速域では特に突き上げを感じられる。さらに速度域を高めても、依然としてリバウンド傾向を示し、快適とは言い難い。フォルクスワーゲン・ゴルフRの方が洗練された乗り心地であったと記憶している。

おそらく、後席の居住性もフォルクスワーゲンの方が上だ。SQ2の荷室は355ℓであり、ゴルフよりもわずかに大きい。ドライビングポジションも高過ぎる。シートのサポート性も不十分だ。キャビンにもプラスティックが多用されている。ステアリングはやや鈍く、ゴルフRの方がハンドリングは鋭く、乗り心地はよく、価格も低い。

 
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