2代目レンジローバー・イヴォーク 新型を試乗評価 新アーキテクチャ採用

2019.03.15

先進的な映像技術も搭載

インテリアの仕立ては、本物のラグジュアリーさを感じられるもので、眺めているだけでも満足感がある。ダッシュボード中央には、上下2段に重ねてレイアウトされたタッチモニターを備えた、レンジローバー製のインフォテインメント・システムを装備。デザイナーがスイッチが入るまでは存在に気づかない、と話すほど、美しく仕上げられているところも美点だ。ダッシュボードのフェイシアやドアパネル、シートはレザーで覆われ、クロームメッキの装飾が華を添える。2列目シートの空間は初代よりは大きくなっているが、属するクラスの中で見ると、それなりのレベル。

後方の視界が悪い際などにカメラの映像をミラーに表示する、クリアサイト・リアビューミラーは、トップグレードには標準装備で、それ以外はオプションとなる。ルーフ後端に搭載されたカメラの映像は、ダッシュボードのワイドモニターにも表示することが可能で、モニターには鮮明でミラーより高画角の視界を映し出すことができる。ただし、映像は実際よりもだいぶ近距離に感じられることは注意しておきたいし、太陽の日差しが直接カメラに差し込むような場面では、使用しないほうが良いだろう。

もうひとつ、レンジローバーが「シースルー・ボンネット」と呼ぶ、クリアサイト・グラウンドビューという映像技術も特徴。フロントバンパーに搭載されたカメラ映像を処理し、クルマの直前の路面や周囲の状況を、ダッシュボードのインフォテインメント・モニターに表示させる機能で、レンジローバーによれば、オフロード走行時や狭い場所での駐車時に有用だと話す。このような先進の画像技術はイヴォークの持つセリングポイントとなると思うが、今回のテスト車両には備わっていなかった。

正直、わたしはイヴォークの仕上がりにレンジローバーのエンブレムは似合わないと感じたが、見解は分かれるところ。ほかのテスターなら、違った感想を持つだろう。

 
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