長期テスト マクラーレン720S(1) 通勤もこなすスーパーカー

2019.04.27

中年ドライバーならラグジュアリーパック

このY27 MCLは新車も同然の個体で、ピレリ・ソットゼロというスタッドレスタイヤを履いている。

私個人のクルマではないので完全な自分の好みでオプションを選ぶことはできなかったが、オプション少なめの控えめなクルマという希望は通った形だ(ナンバープレートはジル・ヴィルヌーヴのレースナンバーにした。幼少期のヒーローであり、マクラーレンでF1を戦ったため、このクルマにはもってこいだろう)。

ただひとつ熱望したのはフロントアップ機能で、これがなければ我が家に帰るたびにウェールズのでこぼこ道でノーズにダメージを与えていただろう。

そして現れたのはラグジュアリーパックを選択したモデルだった。ダッシュボードやシート背後の荷室までレザーが延長されている。心待ちにしていたシートはヒーターと電動調整機能付き。確かにマクラーレンのカーボン製レーシングシートはサーキットを走るなら最高だが、中年のドライバーが長距離を走るには少々不向きだろう。選択したオプションの数はこのようなクルマにとっては少なめだが、それでも安くはない。ホイールはホイールとスポーツエグゾーストだけで1万ポンド(145万円)を超えるのだ。

 
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