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国内試乗 ボルボV60CC、中身も本格派 新生代ボルボは時流の中心

2019.04.28

どんな感じ?

V60の弱点を克服

車高が65mm上がったことで乗降性が良くなっただけでなく、リアのラゲッジスペースへのアクセスも格段に改善されている。というのも僕は現行V60の唯一の弱点が、あまりにルーフの後ろ端が低くトランクにアクセスしにくい点だと思っていたからである。

今回導入されるグレードは2種類。上位モデルのV60CCプロとエントリーモデルのV60CCである。どちらもパワートレインは2ℓガソリン4気筒ターボのT5で、ともに8速AT+AWDが脇を固めている。

センターコンソールのスターターを捻りエンジンをスタートさせる。走り出してもかなり遮音が効いている感じで、上質さが伝わってくる。

SPAアーキテクチャーを使用したモデルの弱点は路面の突き上げを増幅するようにフロアが振動してしまう点だった。だが年次改良が繰り返された結果、新世代ボルボから違和感は払拭されており、今回のV60CCはいきなり熟成され尽くしたような静かで正確な走りを見せる。走りに一体感があるので、いい意味でAWDの感触や車高が上がっていることも感知させないのである。

 
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