長期テスト(1)メルセデス・ベンツSクラス ラグジュアリーの代名詞

2019.05.02

100字サマリー

Sクラスは今でもラグジュアリーの代名詞たり得るのでしょうか。3.0ℓ直6にISGを組み合わせたS500(日本名S450)を長期テストに加え、検証してみましょう。ボディの大きさゆえ取り回しには気を使いますが、高速道路では最高の快適性を見せてくれました。

もくじ

自動車業界における象徴的存在
なぜこのグレードか
オプションを多数装備
静かでスムーズなパワートレイン
高速道路では最高の走り
テスト車について
テストの記録

自動車業界における象徴的存在

最新のSクラスは超越したラグジュアリーカーとしての沽券を保てているのか。そして、このS500は旧型のV8を超える存在に仕上がっているのか。

1972年以来、われわれはとある普遍の真理を知っている。実際の自動車の豪華さや快適性を確かめれば、答えは常に最新のメルセデス・ベンツSクラスにある、というものだ。

ここで述べているのは「ビスポーク」についてではない。これはもっと裕福なオーナーが周りと差をつけようとしてすることだ。言いたいのは、最新で最新の機械が持つ洗練度、効率性、シートやキャビンの快適性、さまざまな技術によってサポートされた運転の容易さの水準を知りたければ、最新のSクラスこそが答えを示してくれるということだ。

メルセデスで最も大型のサルーンはポルシェ911と同様、自動車業界で象徴的な存在のひとつだ。多くのライバルはいるが、真の意味で同等な存在はいない。メルセデスが45年間にわたってこのような存在を作り続けたのは賞賛に値する。われわれのテスト車の1台となるのも当然だろう(とわれわれは信じている)。

 
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