新型プジョー508 GTライン(日本仕様)試乗 内装/サイズ/価格を評価

2019.05.03

乗り心地 アクティブサスの効果は?

アクティブサスペンションのストローク制御は動き出し滑らかでストロークするほどに粘り腰になるタイプ。例えばロールは、入りは抵抗感が少ないものの、深くなるほどに減衰を利かせてストローク速度を抑制する感じである。

だからといって中立付近が曖昧な訳ではなく、挙動も操舵感も据わりがいい。軽やかさと落ち着きの按配が独特である。

こういった基本特性は、「味」と言ったほうがいいかもしれないが、走行モードを「コンフォート」にセットしても「スポーツ」にしても大きく変わらない。「スポーツ」では硬めになるが、乗り心地にハードなスポーツモデルのような荒々しさはない。加減速や転舵で大きな負荷が掛かった時だけ要点を押さえて締めるタイプで、穏やかに走らせている時は「ちょっと硬め」程度。

逆に「コンフォート」でコーナーを攻め込んでも、硬めるべきところは硬めているので挙動不安定には陥らない。

「スポーツ」は多少上品すぎる気もするが、状況や気分に合わせて選んだ走行モードに対して最適に自動制御されているのだ。

パワートレインもフットワークもこんな調子なので、市街地や高速、山岳路も扱いやすく心地よく走れてしまう。一般的なユーザーへの適性の高さも魅力である。

 
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