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初試乗 リンク・アンド・コー01 PHEV 欧州へは2020年に ボルボ譲りのCMA

2019.05.10

ソフトなサスペンションの変化に期待

01 PHEVが前提としているのは、比較的低負荷中心の走行環境。ガソリンエンジンと電気モーターが協力し合い、エンジンをモーターが出しゃばることなくアシストする、という走り方なのだろう。加速力はほどほどなかわりに、01はおしなべて静か。電気モーターのみでの走行も可能なものの、パッテリーの残量が少なく、われわれが体験できたのは短距離のみだった。

リンク・アンド・コーによれば、9kWhのバッテリーを搭載し、電気モーターのみでの走行可能距離は51kmほどだという。しかし、甘めの結果が出るNEDCテストでの結果だけれど。

スムーズなテストコースの路面だったが、01 PHEVのサスペンション・セッティングが柔らかいことははっきりわかる。ヘアピンカーブでは、ふたつのパワートレインからの太いトルクをフロントタイヤが受け止めるのに苦労している様子だった。

同時に体験することとなった、先日レポートしたジオメトリーAの柔らかい脚回りよりは良好とはいえる。だが常識的なスピードでコーナリングをしても、01のボディロール量はかなり大きく感じられた。しかし、欧州向けのサスペンション・セッティングは、試乗車よりもしっかり煮詰められたものになると、リンク・アンド・コーは約束している。

 
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