英国試乗 BMW 330i Mスポーツ あらゆる面で先代を上回る

2019.05.14

ハンドリングと乗り心地を両立

乗り心地やハンドリングは非常に良好だ。330i Mスポーツにはパッシブ式スポーツサス、18インチホイール、そしてランフラットタイヤが標準装備される。しかし、Mスポーツ・プラスを選択すれば19インチホイール、アダプティブダンパー、パフォーマンスタイヤ、そしてMスポーツ・アクティブデフが装着される。

われわれはそのパッケージが装着された330i Mスポーツと、装着されていない320d Mスポーツを比較する機会を得た。ホイールやタイヤの違いはそれほど感じられなかったが、アダプティブサスペンションは確かに走りに落ち着きが増したように感じた。それでも小型エグゼクティブ・サルーンの標準よりは硬いが、長距離走行でも不快感はない。

このサスペンションのセッティングのおかげで、他のライバルを上回るアジリティや運転の楽しさを手に入れている。アルファ・ジュリア・ヴェローチェはこのクルマよりも扱いやすく、運動性能も同等だが、ターンイン時の正確性や電子制御の自然さの点でBMWには及ばない。

330iのステアリングはその速度にあった重さで、ドライバーの入力に対し鋭く向きを変えることができる。ボディのロールも良く抑えられているが、タイヤの限界を感じ取るのは容易だ。グリップレベル、コーナリングバランス、そして懐の深いハンドリングは一級品だ。

 
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