新型 メルセデス・ベンツE300de 環境性能とパフォーマンスのバランス

2019.05.15

EVモードでも不満のないドライバビリティ

パワーを入れると、静かに目を覚ます。デフォルトではコンフォートかハイブリッド・モードが選択される。パワートレインは極力EVとしてクルマを走らせようとするから、静寂の快適さを楽しむことができる。

スロットル操作に合わせて、EVモードのまま、まったく不満のない運転を実現させてくれる。気を揉むことなく、高速道路への合流もスムーズにこなすことができるはずだ。バッテリーに充分な電力が蓄えられている限り、よほどの急勾配やフルスロットルを与えなければ、エンジンは目をさますことはない。ただし、ガソリン車の侵入が規制されている都市部では、うかつにアクセルを踏み込んではいけない。

仮にエンジンが目を覚ましても、上質な仕上がりに感銘を受ける。ただ、このクラスでは最も存在感の薄い4気筒ディーゼルエンジンであることには間違いないが、流石にEVモードの静寂に包まれていると、気になることも事実。特に低速域で走行していると明確で、バッテリーを充電して、エンジンを止めたいと感じるかもしれない。

コンフォートモードでは、ひとつ指摘することがあった。高速道度への合流などでは、かなりのパワーを必要とするが、エンジンを始動するかどうかシステムが決めかねる場面が見られる。加速時に一瞬、クルマのためらいを感じてしまう。

 
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