[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

試乗 レクサスRC F改良新型 パフォーマンスパッケージを、FSWで評価

2019.05.29

どんな感じ?

量産レクサス初 カーボンブレーキ

数年ぶりという久々のFSW本コースだが、まったく緊張はない。MC前後で走りの志向が大きく変わっていれば話は別だが、そうでなければ無茶な事をしない限り「綱渡り」や「冷や汗」はないはず。まあ、5月とはいうのに猛暑で汗だくにはなったが。

RC Fパフォーマンスパッケージの第一の素晴らしさはブレーキング性能。第1コーナー手前250m看板のタイミングでフルブレーキング。ブレーキ開始速度は240km/hを僅かに超えたくらい。(ちなみに位置情報からサーキットを認識しているのでリミッターはOFF)そのまま全制動を維持すると第1コーナーの手前で停車してしまう程の減速G。200m看板のタイミングでちょうどいいくらいだが、タイムアタックしているわけでもないので、以後は250m看板通過直後のタイミングで色々と試してみた。

ざっくりとした計算では全制動時平均で減速度は1G近い。レース用を除けば一般的にタイヤのグリップ性能は1Gが限界値。瞬間的に1Gの減速度が出ても珍しくはないが、5秒前後の間平均的に発生し続けるとなれば話は別。最後のほうで熱ダレする高性能車も珍しくないが、パフォーマンスパッケージの制動はペダルを緩めるまで変わらない。

この制動の安定は4輪のグリップバランス維持力にも助けられている。改修後FSW第1コーナーの路面コンディションはかなり良くなったが、勾配やカントで微妙にうねったような状態だ。全制動で前輪荷重最大時での左右の荷重変化は方向性や制動に悪影響を与えるが、ゆるっとロールが入る事はあってもラインも制動も極めて安定している。

そんなタイプなので全制動中でも舵が利く。アプローチラインのコントロール性は頗る良好である。

 
最新試乗記