[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

試乗 レクサスRC F改良新型 パフォーマンスパッケージを、FSWで評価

2019.05.29

「買い」か?

こう見えて 後席も “アリ”

サーキット試乗の合間にカーボンエクステリアパッケージ(写真黃)を公道でちょい試し。サス仕様はパフォーマンスパッケージと共通である。サーキットの印象から予想をしていたが、乗り心地がいい。しなやかさと収束感の程よいバランスで質感も上々。エンジンフィールやエンジン音に威圧感がないから、体感静粛性も悪くない。

コンフォート系のプレミアムセダンには及ばないにしても、スポーツ&高性能売りのモデル相対ではトップレベルの快適性。付け加えるなら2ドア・クーペにしては後席の居住性や開放感にも優れる。ルックスはスポーツにのめりすぎだが、走りの味では大人のラグジュアリークーペでもある。

セオリーに則ったスポーツドライビングの醍醐味を不純物無しで楽しめる。不要な刺激による演出やじゃじゃ馬馴らし的な要素は少ない。お手本というか理想論で仕上げた高性能である。

この高性能には状況による特性の変化を抑えた「安定」、それを元にした「安心」も含まれる。こういった特徴はRC Fに共通する部分であり、パフォーマンスパッケージは運動性を拡張したモデルと言える。

サーキットの性能を上げました、だけならそう驚くほどでもないが、スーパーツアラーとしての良質な走りを維持したまま挙げてきたのが凄い。ついでに言えば、二面性の使い分けではなく、融合というのも感心させられる。

 
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