試乗記

2019.05.30

助手席試乗 ベントレー次期型フライングスパー 寒冷地で最終仕上げ中

ベントレー・コンチネンタル・フライングスパー

編集部より

ベントレー・コンチネンタルの4ドア版たるフライングスパーのプロトタイプに、スウェーデンで助手席試乗を行いました。ロシアなどを意識した寒冷地テストでは、各種装備の動作確認および電子制御システムのチューニングが行われています。

もくじ

ウインターテストに同行
寒冷地ならではの注意点
価格帯を引き上げへ
ポルシェ製プラットフォームの恩恵
公道試乗が楽しみ

ウインターテストに同行

暖かいホテルの中で行われたブリーフィングは簡単なものだった。新雪によりまずまずのトラクションが確保され、陸上および凍結した湖上で行われるテストにうってつけの天気だ。スパイフォトの流出を防ぐためインテリアのファブリック製カバーをはずさないこと、そしてボンネットやドアを開けないことが定められている。

われわれを先導するベンテイガ・スピードが巻き上げる雪煙に対応するため、ライトは常にオンだ。そして黒いゴミ袋に注意するよう指示された。何だそれはと疑問に思ったが、われわれは単にテストに同乗する側であり、質問はしなかった。

ベントレーの車両開発を統括するナイジェル・テューが後に説明してくれた。トナカイがしばしば道を横断する地点では道路脇のポールに黒い袋が巻かれているのだという。動物の重心は車両のウインドスクリーンの高さにあることから、衝突すれば乗員にも被害が及ぶことになるのだ。

そしてこのクルマ自体も大切だ。今日試乗するのはベントレー・コンチネンタルの4ドア版、すなわちフライングスパーの後継車である。現在12台のプロトタイプが製作され、今年中の発表を控えた最終調整に入っているところだ。

 
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