助手席試乗 ベントレー次期型フライングスパー 寒冷地で最終仕上げ中

2019.05.30

公道試乗が楽しみ

テストトラックからアルビッツヤウルへの帰路はさらに感心することの連続であった。薄暮の中、われわれの乗るプロトタイプは凍結路をハイペースで走行した。タイヤ内のフォームがロードノイズを5デシベル程度も減らしてくれる。

ベルトラインが高くなった一方でルーフが低くなり、包まれ感は大きいが、圧迫感はない。ベントレーはシートの設計にも長けており、ここに座ったわたしの心拍数が低下するのがわかるほどだ。

もちろん、このような環境でしかも助手席試乗ではこのクルマの本性を知ることはできていない。次期型フライングスパーの正式発表を待つことになるだろう。スタビリティ、快適性、ボディコントロール、そして複雑な地形でのロールの洗練性などは非常に高い次元でまとめられているようだ。

ドライバーズカーらしさを重視するベントレーとはいえ、たしかにラグジュアリーなリムジンらしいハンドリングを持っているような印象を受けた。しかし、完成後の車両を適切な道路で試して見るまでは、正式な評価はお預けとしておこう。

 
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