試乗 アウディS6 ディーゼルのマイルドハイブリッド 0-100km/h5.0秒

2019.06.10

どんな感じ?

0-100km/h加速5.0秒ながらWLTP複合燃費は12.8km/ℓ

S6に搭載される3.0ℓのV型6気筒ディーゼルエンジンは、フロントに縦置きされる。ターボ過給だけでなく、48Vの電圧で稼働する電動コンプレッサーが、エンジンの回転数が低い状態でもブースト圧を高める補助をする。ターボラグを減らし、加速を改善する仕組み。

またベルト駆動されるインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)が、エンジン自体も加勢。加速時のシステム総合での最大出力は349ps/3850rpm、最大トルクは71.2kg-m/2500-3100rpmとなる。一方で一定速度でのコースティング時や減速時には、0.48kWhのバッテリーへ回生充電を行い、後の加速時へと役立てる。

モーターの出力は、8速デュアル・クラッチ・トランスミッションは通さず、直接パーマネント方式の4輪駆動システム「クワトロ」へと送られる。追加費用で、クルマのコーナリング速度を一層高めることができる、スポーツ・センターデフも選択可能となっている。

アウディによれば、このマイルド・ハイブリッドシステムによって、およそ0.7〜1km/ℓほど燃費を向上することが可能で、環境負荷の軽減につながるとしている。公表されているWLTP複合燃費は12.8km/ℓで、CO2の排出量は164g/km。0-100km/h加速に要する時間が5.0秒で、全長5mに全幅2m、車重2tのサルーンであることを考えれば、かなり良好な数字だといえる。最高速度の249km/hへも短時間で到達可能だ。

 
最新試乗記

人気記事