試乗 ベントレー・コンチネンタルGTC 333km/h 唯一無二の極上コンバーチブル

2019.06.12

走行パフォーマンスはクーペと遜色なし

サスペンションは3チャンバー式のエアサスペンションを装備。ここまで読んで熱心な読者ならお気づきかとは思うが、コンチネンタルGTクーペだけでなく、ポルシェ・パナメーラとも同じシステムとなる。トランスミッションは、新しいツインクラッチ式の8速ATが組み合わされている。

優れたシャシーのおかげで、コンバーチブルモデルの重量級ボディにも関わらず、0-100km/h加速に要する時間はわずか3.7秒。クーペから0.1秒遅れとはなっているが、俊足には違いなく、0-160km/h加速に要する時間は8.0秒でフェラーリ勢と大差ない。

実際走ってみると、クーペとコンバーチブルとで大きな違いは感じられない。シャシーのバランス性も、ステアリングのレスポンスも、乗り心地も、クーペと同じといっても良さそうだ。大きな開口部を持つカブリオレのボディにありがちな、シャシーのしなりやスカットルシェイクなどはまったく感取されない、素晴らしい仕上がりをエンジニアは与えたと思う。

走行パフォーマンスも基本的にはそのまま引き継いでいる。もちろん、1万8000ポンド(261万円)増しで得ることができる、オープンエアという特別な体験を除いて。わたしにはかなりの金額に聞こえるのだけれど、このクルマのターゲットにとっては、さほど気にする数字ではないのだろう。

そもそも今回の試乗車は、コンバーチブルのファースト・エディションと呼ばれるグレードで、17万5100ポンド(2538万円)のベース価格に3万6000ポンド(522万円)が加算されている。そこへさらに1万7000ポンド(246万円)相当のオプションが装備されていた。これには6500ポンド(94万円)の、ナイム・フォー・ベントレーと呼ばれるプレミアム・ハイファイオーディオも含まれている。

 
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