海外試乗

2019.06.14

エントリーグレードに試乗 アルピーヌA110ピュア 幸福度はトップクラス

アルピーヌA110ピュア

テスト日 : 2019年5月31日

価格 : 4万6905ポンド(680万円)

文・リチャード・レーン 

装備の面での差は大きくはない

さて、ピュアと上級版のリネージとの違いは、大きくはない。一見すると、ほとんど表層のトリムレベルに留まるといってもいいだろう。しかし、より高級感を備えたグランドツアラーとして焦点を絞ったリネージとの距離感は、実際は近いものでもないけれど。一方で、恐らくアルピーヌはA110のハードコア仕様も準備しているはず。

他のグレードとの最も大きな相違点は、17インチホイールの選択。リネージが履く18インチホイールよりも小径で軽量なものだ。リネージの乗り心地も悪くはなかったが、17インチ化によりバネ下重量が軽くなるから、ボディコントロール性の向上が期待できる。扁平率がワンサイズ高いタイヤを履いたとしても、デメリットは生じないだろう。

また、一体構造のザベルト社製スポーツシートが付いてくる。キルティング加工されたレザー張りで、深いサイドサポートが付いているから重そうに見えるが、その重量はわずか13.1kg。発売当初の限定グレード、プルミエール・エディションにも装備されていたもののようだ。

しかしプルミエールと異なり、ピュアにはブレンボ社製のブレーキやアクティブ・スポーツエグゾーストが備わっていない。ピュアにもオプションとして追加は可能ではあるものの、936ポンド(13万円)と1380ポンド(20万円)という価格が付いている。

走りの純粋性はいかほどのものだろうか。

 
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