[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

長期テスト アルファ・ロメオ・ジュリア(最終回) 真のスポーツカー

2019.06.25

多少手はかかるが、信頼性への不安はいらない

インフォテインメントシステムに関して、特に比較的簡素で不格好なスクリーンについては、もっと力を注いでも良かったかもしれない。しかし、総じてジュリアのキャビンはルックス、感触ともに良く、機能性に関しては驚くほど誤操作の余地がほとんどない。

ボディのきしみなどはほとんど見られず逆に目立つレベルで、(使いやすいが)安っぽいギアセレクターを除けば、マテリアルの質はかなり高い。特に、長く触り心地の良いアルミニウム製のギアパドルは、なかなか代わりが見つけられないほどだ。

オプションのスパルコ製フロントシートは理想的なサポート性と快適性を備え、シート背部のカーボンがキャビンにスポーティな雰囲気を与えてくれる。

ただ、標準のレカロシートでも同じように幸せを感じられただろう。スポーツに振ったスパルコ製とは違ってシートヒーターや電動調整機能を備え、さらなる快適性を味わえたはずだ。ちなみにどちらを選んでも、着座位置はドンピシャだ。

アルファである以上、信頼性については常に不安がつきまとっていた。まったく手がかからないとは言えないが、心配しすぎることはなかったと言っておこう。9カ月で3度リンプホームモードになり、パワーと速度が制限されたが、立ち往生するようなことはなかった。

修理ではオーバーブーストバルブやワイヤー類の交換を行った。アラームがかなり過敏なことも関係しているようだ。問題点はこれくらいだ。

 
最新試乗記