海外試乗

2019.07.10

初試乗 ポールスター1プロトタイプ 4気筒+ツインチャージャー+ツインモーター 608ps

ポールスター1プロトタイプ

テスト日 : 2019年6月17日

価格 : 13万9000ポンド(1890万円)

文・マット・プライヤー 

スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ(SPA)を採用

プラットフォームは、ボルボのスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ(SPA)が採用されている。ボルボ60シリーズ以上のモデルに用いられている実力派だ。全長はわずか、というべきか、4.5mで、SPAを採用するモデルの中では小さい部類に入る。さらにホイールベース間の重量物は取り除かれ、カーボンファイバー製の部品によって置き換えられてある。

ボディ構造も、ルーフやピラー周りはカーボンファイバーが用いられる。すべてのボディパネルやバンパーはプラスティック素材が採用され、修復費用の軽減につなげている。コンポジット素材は効果で扱いも難しいが、造形の自由度は高く、まるでかつてのボルボP1800クーペを彷彿とさせるようなシャープなリアフェンダー周りに活かされている。デザイナーのマックス・ミッソーニは「レトロではありません」 と説明する。

さらにコンポジット素材は剛性確保が用意で軽量化にもつながるところが重要。ポールスター1の場合、ボディ全体で見るとスチール製のものよりも軽量なうえに、40%ほど剛性は高いという。

2基のモーターはリアにマウントされ、ツイン・チャージャーで加給されモーターでのアシストも加わるエンジンと、34kWhのバッテリーなどはクルマの中央下部と後席背面にレイアウト。2070mmも全幅のあるクーペボディだが、リアシートは+2と呼べる小ささに留まる。また軽量化に努めていながら、車重はクロスオーバーでもないのに2350kgに達している。しかし、608psと101.8kg-mという豪腕が、クルマの運動神経を支える。

予習が長くなったが、プロトタイプの味見と行こう。

 
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