[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

初試乗 ポールスター1プロトタイプ 4気筒+ツインチャージャー+ツインモーター 608ps

2019.07.10

どんな感じ?

ライバルが少なくないラグジュアリー・クーペのカテゴリー

走行パフォーマンスと価格との組合せだけで見ると、ポールスター1には多くのライバルが存在することがわかる。メルセデス・ベンツSLやメルセデス-AMG GT、ベントレー・コンチネンタルGTやポルシェ911ターボなど個性豊かなモデルが揃う。

面白いことにそのすべてがオリジナリティあふれる存在だ。ポールスター1のドライブトレインより単純だったり、複雑だったり、スペック的に勝っていたり劣っていたり。見事に、あえて意図的に、ハイパフォーマンス・クーペとして違う仕上がりが与えられている。

「1」の内側から見てみよう。ポールスターは独立したブランドではあるが、インテリアの構造自体はボルボ。むしろ良いことずくめかもしれない。ボルボのインテリアを度ここまで豪奢に仕立てることができるのか疑問にも感じていた。しかし、カーボンファイバー製の化粧パネルがあしらわれ、今まで以上に上質なレザーで、丁寧に覆われている。13万9000ポンド(1890万円)という価格に、富裕層も納得できるだろう。

なお、この試乗車はまだあくまでもプロトタイプ。まだ用いられている部材の完成度や組み立て精度は完璧というわけではない。量産に至るまでにこれから一層の改善が図られて、本来の姿になるはず。しかし現段階でも仕上がりで劣る量産車すら思い浮かぶほど、水準は高いと思う。

 
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