[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

試乗 ボルボXC90 D5 3列シート7人乗りディーゼル パワーパルスを試す

2019.07.14

どんな感じ?

クイックな加速感/穏やかな力強さ

会場となったホテルの車回しから公道へ出る時に、いきなり試乗のハイライトに出くわした。左折登坂という状況なので、やや深めにアクセルを踏み込むと、間髪入れずにスイッと加速。車回しや駐車場でゆるゆると走らせていた時の穏やかさとまったく異なる印象。しかも、唐突とか神経質という感じもない。100%毎秒超のペダル踏み込み速度と36%超のアクセル開度設定が絶妙。小気味よい蹴り出しは一瞬で収まり、すぐに穏やかな力強さへと移行する。

試乗したXC90 D5 AWDインスクリプションはオプションのエアサスを装備し、車重は2110kgにもなる。低回転トルクの太いターボと言っても過給圧が高まるまでは排気量相応。車重を考えても発進や低速加速でダッシュを利かせようとすれば過給タイムラグが出やすい。遅れてドンとトルクが立ち上がる過給タイムラグは右左折時等でよくある瞬間ダッシュ即緩加速というアクセルコントロールを難しくする。高過給エンジンになるほどその傾向も出やすい。

総走行時間においてパワーパルスが役立つ時間はごく僅かでしかないが、繊細な制御を求められる状況だけに綺麗な反応が嬉しくもあり、市街地での安全走行の一助にもなっている。

 
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