[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

試乗 ボルボXC90 D5 3列シート7人乗りディーゼル パワーパルスを試す

2019.07.14

懐深い運動性・快適性、全モード共通

高性能を感じさせない高性能というか、XC90 D5の走りはすべてがそこでまとまっている。ドライブモードをコンフォートにセットするとエアサスは深いストロークを存分に使う。うねり等で沈み込む時のストローク感は感激もの。しかもソフトながらストローク速度が抑えられているので揺れ戻しが極めて少ない。

加えて車軸周りの揺動や振動が少ない。最大級の低扁平タイヤ/大径ホイールを装着しているとはいえ肌触り滑らかさである。

ダイナミックにセットすれば同じ状況でストローク量は体感で半減するが、バネとダンパーのバランスは変わらず腰を利かせてしなやかという感じ。コンフォートはSUVを忘れる快適さだが、ダイナミックでもSUVではかなりの乗り心地だ。

どのモード選んでも操縦特性に大きな変更はない。操舵初期から狙ったラインにぴたりと収まりサイズや重量を意識させない。中立からのキレのよさもあって、操舵力の軽いエコ/コンフォートでハイアベ走行をしていると初期操舵に若干気を使う部分もあるが、そこは本来は走行モードの切替でダイナミックを選択すべきだろうし、インディビデュアルモードでカスタマイズも可能である。どう設定しても良質な快適性と懐深い運動性は変わらないので、気分や好みに合わせてカスタマイズするのがベストだろう。

 
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