試乗 レクサスRC(マイナーチェンジ車)の評価は? 350 Fスポーツ、ハイブリッド車300h

2019.07.23

どんな感じ?

試乗 まずはFスポーツを試す

試乗車は300hバージョンL(写真赤)と350 Fスポーツ(写真白)。前者は2.5ℓ4気筒を核としたハイブリッド車であり、パワートレインはトヨタでいう「THS II」。シリーズ式とパラレル式の特徴を兼ね備えたスプリット式である。ただし、エンジン型式を見ても分かるように同じ2.5ℓハイブリッドだがクラウン用より一世代古いタイプ。後者のパワートレインは最高出力318psのV6のNA3.5ℓと8速ATの組み合わせ。Fスポーツのキャラとも似合いだ。

標準グレードに対してバージョンLはセミアニリン本革シートを採用するラグジュアリー仕様。ただし、主な快適装備は全グレードに共通しているので、内外装のグレードアップがメイン。一方、Fスポーツは専用のサスやブレーキなどのシャシー周りの強化が施され、3.5ℓの同仕様では後輪操舵システムを利用してライントレース性を向上させるLDHも装備。アルミ加飾を用いた専用内装も設定されている。

と記せば、走りもバージョンLとFスポーツで相当異なるのでは?と思うだろうが、RCの主題を損ねない範囲での拡張に留まる。

3.5ℓユニットのエンジンフィールは重質さや精度感で多少直6的な印象もあり、威圧感も加速ダレもなく回し切る高回転も心地よい。踏み込み大きく踏み増した時の瞬発力にもう少しキレが欲しいが、マニュアル変速で3000rpm以上を維持すれば素直で小気味よいパワーコントロールが楽しめる。迫力で高性能を演出しないのも好印象。

専用サスも同じ。硬さでスポーツ性を演出していない。ストロークを使ってグリップバランスの急激な変化を抑え、操舵を軸にした素直な操縦性を示す。神経質な挙動や反応がなく、クルマ任せで走らせていてハイアベレージが維持できてしまう。

 
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