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V6ガソリン 新型 フォルクスワーゲン・トゥアレグTSI 試乗 日本導入にも期待

2019.08.12

気付かされるディーゼルエンジンの魅力

この事実を知ってしまうと、V6ディーゼルエンジンの優れた経済性だけでなく、大柄なボディの割に良好なドライバビリティを提供してくれていたことに、改めて気付かされる。カタログスペック上は加速力は充分に読めるが、ディーゼルエンジンが備えていたトルクを生かした柔軟性には欠けている。

特にクルマの動き始め、低回転域でのトルクが細く感じられてしまう。活発なスタートを味わうには、アクセルを深く踏み込む必要がでてくる。一方で燃費向上を目指して、トランスミッションは調整を受けており、アクセルペダルも踏み始めから50%を過ぎたところで、力み過ぎを意識するように踏力に変化が付けてある。ドライビングモードをノーマルのままにして、キックダウンしない程度にアクセルを踏んでいると、かなり怠惰な振る舞いを味わうことになる。

しかし、シフトセレクターを動かしてスポーツモードにすれば、レスポンスはシャープに変化。その違いを体感すると、スポーツモードが標準の設定としては適正で、現状の標準モードは、エコモードのようにすら感じられる。大きなボディにパワフルなエンジンを搭載しているという事実に反して、この設定が少し残念でならない。

確かにガソリンエンジンの方がディーゼルエンジンより50kgも軽いとはいえ、依然としてトゥアレグが2tを超える車重を持つことは、ハンドリングからも感じ取れる。仮にこれがディーゼルエンジンなら、さほど気にならないのだろう。

 
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