306psにパワーアップ ミニ・クラブマン・ジョンクーパー・ワークス 試乗

2019.09.15

メルセデス-AMG A35と直線で伍する

その仕上がりは素直に喜べるもので、同価格帯での最大のライバル、メルセデス-AMG A35と直線スピードで伍する性能を獲得することができている。2.0Lターボが発生する306psのパワーがあれば、0-100km/h加速で5秒を切ることも可能。空いたアウトバーンなら、249km/hまで引っ張ってリミッターを効かせることもできるようになった。さらにスピードが伸びる余地もあるようだった。

トランスミッションは8速ATで4輪を駆動するから、フォルクスワーゲン・ゴルフR並みに、平然と容赦ない効率でクルマを加速させる。痛快に蹴飛ばされるような鋭さと、パンチの聞いたトップエンドの伸びを味わえ、明確にクーパーSよりも速い。

ミニ・クラブマン・ジョンクーパー・ワークス
ミニ・クラブマン・ジョンクーパー・ワークス

エグゾーストノートも、ヒュンダイi30Nほど笑顔が溢れるものではないものの、明らかに刺激のある音響に生まれ変わった。試乗車はATだったが、MTを組み合わせれば、さらに音質の変化やシンクロするスピード感を楽しむことができるはず。

足まわりもかなり手が加えられているが、ミニのエンジニアは、クルマのハンドリング性能に関しては根本的に改めるつもりはなかったと話している。つまりマイナーチェンジ後も、安定性の高いグリップレベルと安定したボディコントロール性を保持しており、自由に振り回せるエンターテイメント性は薄い。過度にレスポンシブなステアリングフィールには、慣れるまでに少し時間がかかるだろう。

 
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