スープラの起源がここに トヨタ・セリカXX 2000GT(A60) 後編 体感できる上質

2019.10.20

全身これノスタルジー

張さんのセリカXXはインテリアのコンディションもすばらしい。

当時の国産車の室内はバーガンディ(エンジ色)一色というイメージだが、今回のXXのそれはいくぶん茶色がかった上品なもの。

ステアリングまでオリジナルでCELICA XXのロゴが入る。メーターは2000GTではオプションとなっていたデジタルメーターが備わっている。CELICAの文字が入ったフロアマットまでオリジナルというのは珍しいに違いない。
ステアリングまでオリジナルでCELICA XXのロゴが入る。メーターは2000GTではオプションとなっていたデジタルメーターが備わっている。CELICAの文字が入ったフロアマットまでオリジナルというのは珍しいに違いない。

手動で8WAY調整を実現したヘッドレスト一体型のシートも、座り心地、ホールド性ともに優れている。

昨今の2+2シーターのリアシートはかなりキツいものが多いが、XXのそれはちゃんと使えそうなスペースだった。

樹脂一体成型のダッシュボードやステアリングの表面には現代ではありえないステッチ風の型押しが入っていて、ノスタルジーを醸し出している。

シフトレバーの根元には、オーナーが後付けしたコインホルダー(!)なんかもあって、時代を感じさせてくれる。

走り出す前にボンネットを開けてもらった。車体の前後に掲げられている「TWIN CAM24」を確認しておきたいと思ったのだ。

2Lの直6DOHC 4バルブ・エンジン、トヨタ1G-GEである。

エンジン前方の樹脂製カバーには型式の他に、このエンジンを実際に開発したYAMAHAの名前も刻まれている。

吸気マニフォールド上の「T-VIS」は可変吸気システムを指す。厳しい排ガス規制を乗り越えたネオクラシック車のエンジンは、インジェクション以外に、燃焼に関する様々な技術が盛り込まれているのである。

 
最新試乗記

人気記事