[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

プレミアム・ライバルを凌ぐ フォルクスワーゲンTロックR 300ps

2019.11.04

100字サマリー

驚くほどのスピードと安定性を獲得したTロックR。英国編集部では、ゴルフRを選ぶ必要がないほどに、最高のパフォーマンスを備えたコンパクト・クロスオーバーだと高く評価しています。南フランスで評価しました。

もくじ

ゴルフRと同じエンジンは300ps
印象的に高い横方向のグリップ力
ゴルフRを選ばなくても満足できる
フォルクスワーゲンTロックRのスペック

ゴルフRと同じエンジンは300ps

text:Simon Davis(サイモン・デイビス)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
フォルクスワーゲン・ゴルフRを街で見かける機会は多くはない。ファリミー・ハッチバックとして、背の高く高性能なSUVに人気が移っているという、時代の変化の現れでもあるのだろう。

その今を受けたのが、フォルクスワーゲンTロックR。アウディSQ2やBMW X2 M35iなど、増え続けるスポーティなクロスオーバーに加わった新モデルだ。

フォルクスワーゲンTロックR
フォルクスワーゲンTロックR

SQ2やゴルフRと同様に、TロックRがベースとするのはフォルクスワーゲンのMQBアーキテクチャと呼ばれる骨格。エンジンはEA888型2.0L4気筒ターボだ。

最高出力300ps、最大トルク40.7kg-mと、同じエンジンを搭載するゴルフRとスペックも共通。7速デュアルクラッチATとハルデックス・カップリングを採用した4輪駆動システムを備える。

新しいアルミニウム製のサブフレームが用意され、通常のTロックより遥かにスポーティなサスペンション設定を得ている。ブレーキはゴルフRではオプションとなる、直径17インチもある高性能版が標準装備として付いてくる。

だがSQ2とは異なり、アダプティブ・ダンパーは695ポンド(9万円)のオプション。アクラポビッチ製のスポーツマフラーは、3000ポンド(41万円)で装着が可能だ。

今回の試乗車にはどちらも装備され、19インチの「プレトリア」アルミホイールを履いていた。8.0インチモニターのインフォテイメント・システムは、英国仕様の場合は標準装備だという。

 
最新試乗記