ロードテスト BMW 1シリーズ ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2019.11.09 11:50  更新 : 2019.12.10 16:31

使い勝手 ★★★★★★★★★☆

インフォテインメント

新型1シリーズは全車とも、8.8インチのタッチ式ディスプレイを標準装備する。ただし、最上位グレードであるM135i xドライブには、別の選択肢も用意される。テスト車にオプションとして装備されていたライブコクピット・プロフェッショナルシステムがそれで、センター表示部とデジタル計器盤の2面に10.25インチのディスプレイを装着。これは1500ポンド(約20万円)のテクノロジーパッケージ2に含まれる。

グラフィックの鮮明さやソフトウェアの洗練性に関しては、このシステムがマーケットに出回っている中でもベストなものの1つに数えられるのは疑いの余地なし。タッチパネル自体も入力への反応がよく、音声認識も便利だ。もっとも、ナビゲーションには不十分さも感じるが。

タッチ操作も音声認識も優秀だが、やはり走行中に頼りになるのは実体スイッチとダイヤルコントローラーだ。
タッチ操作も音声認識も優秀だが、やはり走行中に頼りになるのは実体スイッチとダイヤルコントローラーだ。    LUC LACEY

しかしながら、センターコンソールのショートカットボタンとダイヤル式コントローラーこそ、このシステムには最良の操作デバイスだというのが結局のところ。とくに、走行中はそれが間違いない。

Apple CarPlayも使用可能だ。ただし、無料なのは初年度のみで、以降は定額ながら課金対象となる。

燈火類

1500ポンド(約20万円)のテクノロジーパック1を装備したテスト車は、イコン・アダプティブLEDヘッドライトとハイビームアシストを備える。ロービームの照射範囲も明るさも非常にいい。

ステアリングとペダル

ブレーキペダルはかなりセンター寄りだが、左右どちらの足でも踏みやすい。ステアリングホイールがやや右にオフセットしているのも、気にならないレベルだ。

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