ロードテスト キア・Xシード ★★★★★★★☆☆☆

2019.11.30

購入と維持 ★★★★★☆☆☆☆☆

400万円をわずかに切る最上位仕様のファーストエディションは、驚くほどの充実装備だが、イチオシとするには高すぎる。安いクルマを探しているのなら、1.0L直噴ターボガソリンと6速MTを積むエントリーレベルの2仕様がいい。130万円ほど安いが、オートライトやエアコンは標準装備で、安全装備も揃っている。

ひとつ上のグレードである3なら、新型インフォテインメントシステムや18インチホイール、シートヒーターにプライバシーガラスも加わる。けれども、同じような額の出費を強いられるなら、もっと広く価格帯の近いスコダ・カロックを選びたい。

キアの残価率は平均並み。フォードよりはいいが、トヨタには劣る。
キアの残価率は平均並み。フォードよりはいいが、トヨタには劣る。

注目したいのは、ベーシックなシードだ。万能性はXシードと大きく違わないが、価格はかなり低い設定なのだから。

そのほかにも、所有するメリットには疑問が残る。1.4Lエンジンが低負荷ならすばらしい洗練ぶりを見せることはお伝えしたが、燃費が期待したほどではないのだ。巡航燃費は17km/L弱、日常使いならば12km/L台半ばまで落ち込む。

また、上位グレードでなければユーロNCAPで5つ星を獲れないというのも残念。セーフティパッケージを装備しない標準仕様では、衝突テストでの乗員保護の不足から4つ星にとどまるのだ。

 
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