【乗るたびにハッピーになれる】スズキ・ジムニー・シエラ(2)  長期テスト

2020.01.11

走行ノイズと車内の質感は指摘ポイント

ジムニー・シエラで気になる点は、高速道路であっても一般道であっても、常にうるさいということ。もちろん相対的なもので、筆者は様々な高級車にも乗っているから特にそう感じるのだと思う。

小さなスズキとともにする時間が長くても、ラジオのボリュームを上げれば、さほど気にならなくなる。ブルートゥースでスマートフォンと接続し、ハンズフリーでお話しながら移動もできる。とても便利だ。まるでプールの中で喋っているように聞こえるけれど。

スズキ・ジムニー(シエラ)1.5 SZ5 オールグリップ(英国仕様)
スズキ・ジムニー(シエラ)1.5 SZ5 オールグリップ(英国仕様)

インテリアは安っぽいプラスティック製パーツに溢れ、組み立て品質は低く、快適とは呼びにくい。貴重品を隠せる荷室がないことも困る。そのかわり、堅牢であることも気付く。

路上でマナーの悪いドライバーを追い越す時のスリルはまだ残る。駐車場ではあまりに小さいから、1台分のスペースを専有することに気がひけることもある。

褒められるところは、なんといっても素晴らしく楽しいクルマだということ。洗練性やダイナミクスに欠けるクルマが、楽しく感じられるか初めは懐疑的だったけれど、考えは大きく変わった。

ステアリングホイールを注意深く操作すれば、狙った通りに走れることが誇らしい。低速域で変速を繰り返すのも、ラリードライバーのような気分になれる。あるいはワイルド・スピードのエキストラ気分だ。

 
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