【試作車に試乗】アストン マーティン初のSUV「DBX」 舗装路/ジャリ道の印象は

2020.01.15

アストン マーティンDBXの成り立ち

エンジンは例によってメルセデスAMG製のV8 4.0Lツインターボで最高出力は550ps。このほか、9速トルコンのギアボックス、油圧多板クラッチ式の前後トルク配分機構、前後アクスルなどもメルセデスベンツから供給を受けるが、それ以外はすべてアストン マーティンの自製といっていい。

たとえばボディはDB11で登場したアルミ・ボンデッド構造を用いるが、設計自体はDBX専用に行われた。

前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク式のサスペンションには3チャンバー式エアサスペンションが組み合わされるほか、48Vシステムを用いたアクティブ・アンチロールバーを採用。
前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク式のサスペンションには3チャンバー式エアサスペンションが組み合わされるほか、48Vシステムを用いたアクティブ・アンチロールバーを採用。

それもそのはず、DB11やヴァンテージはトランスアクスル方式だが、DBXのギアボックスはエンジンの直後に置かれているので、プラットフォームを流用するわけにはいかなかったのだ。

前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク式のサスペンションには3チャンバー式エアサスペンションが組み合わされるほか、48Vシステムを用いたアクティブ・アンチロールバーを採用。

その原理はベントレー・ベンテイガなどに準ずるが、ロール角をコントロールする電気モーターがベンテイガなどに比べるとはるかにパワフルだとベッカーは説明する。

いっぽうでオフロード性能を極限まで高める努力はしなかったものの、こうした様々な可変装置を盛り込むとともに、アプローチ・アングルやデパーチャー・アングルなどを余裕ある値に設定することで、オールシーズンタイヤを装着するだけで充分なオフロード性能が得られたという。

 
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