【アンチ派も試して欲しい】テスラ・モデル3 スタンダードレンジに試乗

2020.01.15

モニターに操作系が集約されたインテリア

ダッシュボードでは、大型のタッチモニターが強い存在感を放つ。クルマのほぼすべての機能を操作するインターフェイスであり、物理的なスイッチやその他のディスプレイは最小限に留められている。

テスラの多くのファンが、未来を指し示したデザインだと主張する。だが自動車業界のデザイナーなどからは、機能よりスタイル優先の、スタディのようだと批判する声も聞こえる。この議論はテスラでは珍しい話ではない。その中間にあるのではないだろうか。

テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラス
テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラス

ただし、ステアリングのチルトやテレスコピックの調整すら、モニターを介して行わなければならない。テスラ・ファンでも不必要に煩雑だと感じるところだと思う。

反面、テスラを批判する人でも、余分なものが削ぎ落とされたインテリアは広々としており、特別な印象を感じるはず。一度ステアリングの位置調整が済めば、機能性も良い。同時に、安価な素材が簡単に目に入ることにも気付くかもしれない。

クルマのスピードはモニターの上端に表示される。本能ではなく理性をもって運転していれば、従来的なステアリングの奥にあるメーターと同じくらい見やすく感じる。

物理的な制御スイッチは、ステアリングコラムに生えた2本のアームと、ステアリングホイール上の2つのコントロールボタン。マルチファンクションで使いやすく、運転中で最も多用する機能に対応している。

 
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