ロードテスト ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2020.01.18 11:50  更新 : 2020.01.20 06:36

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

JLR最新のインフォテインメントシステムである10インチ型タッチプロは、ディスカバリー・スポーツ全車に標準装備で、スロープしたダッシュボードにスッキリ収められる。

今回テストしたSEグレードには、スマートフォンのミラーリングソフトであるApple CarPlayとAndroid Autoもインストール済み。同乗者がSpotifyやWaze、Google Mapを操作することができる。さらに、4G通信のwi-fiホットスポットや10スピーカーのメリディアン製サウンドシステムも装備されている。

JLR最新のインフォテインメントシステムである10インチ型タッチプロだが、メニューアイコンが小さく、走行中に操作しづらい。
JLR最新のインフォテインメントシステムである10インチ型タッチプロだが、メニューアイコンが小さく、走行中に操作しづらい。    OLGUN KORDAL

しかし、そのこぎれいな見栄えと幅広い能力にもかかわらず、このタッチプロシステムには、これまでと同じ欠点を抱えたままだ。メニューアイコンが小さく、走行中に操作しづらいのだ。

おまけに、ライバル車では見られないある程度の反応遅れがある。少なくともBMW X3なら、そんなタイムラグは生じないし、秀逸なダイヤルコントローラーを備えるiドライブなら走行中の操作もしやすい。

とはいえ、USB-Aポートを6つ、12V電源ソケットを4つ、それぞれ設置できるオプションは、欠点を補うに足るといえる。

燈火類

全車ともオートマティックLEDライトを標準装備。残念ながら、今回はその実力を試す機会に恵まれなかった。

ステアリングとペダル

ペダル配置については不満なし。シートとステアリングコラムのアジャスト量が豊富なのも歓迎すべき点だ。

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