【欧州でも通用するEV】ニオES6プレミア・エディション 中国の新ブランド

2020.01.20

印象的に良いパワートレインの仕上がり

ES6の0-100km/h加速に要する時間は、高性能版のプレミア・エディションで4.7秒。テスラ・モデルXやジャガーIペイスに並ぶ、4秒台チームに入る。最高速度は199km/hでリミッター制御される。

骨格にはアルミニウム製のストラクチャが用いられ、ボディ剛性はとても屈強。ねじり剛性で4万4930Nm/degに達するという。ちなみにロータスのアルミニウム製タブのねじり剛性は2万7000Nm/degある。

ニオES6プレミア・エディション
ニオES6プレミア・エディション

サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式で、リアがマルチリンク式。アダプティブダンパーが標準装備され、プレミア・エディションと高性能モデルにはエアスプリングも採用する。

シャシーとパワートレインの開発は、ニオが有するヨーロッパとアメリカの拠点で進められている。英国にもオックスフォード近郊にオフィスがある。

パワートレインの仕上がりは印象的に良い。ES6はより高価なES8と比べればパワーで劣るとはいえ、プレミア・エディションはテスラ並みの加速性能を保つ。苦労知らずに、驚くほどのスタートダッシュを披露する。

ES6の試乗は、天津近郊にオープンしたV1オートワールドと呼ばれるサーキットで行われた。一般道ではない、クローズドコースという設定は中国では一般的。試乗時間は30分ほどあり、縛りもゆるく、コース内を自由に運転することはできた。

サーキットはSUVと特に親和性の高い環境ではないが、ES6は内臓が横に押しつぶされそうになるほどの横Gをコーナーで発生。加速力も、速度が上がるにつれて強くなっていく印象だった。

 
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