【最高のハイブリッドSUVは?】ホンダCR-V vs トヨタRAV4 vs スバル・フォレスター vs レクサスNX 中編

2020.02.08

100字サマリー

ディーゼル離れが進むなか、今回は4台の日本製ミッドサイズ・ハイブリッドSUVを集めた比較テストを行いました。いまや燃費性能に優れているのは当然のことであり、今回のテストで勝因となったのは、ハイブリッドを感じさせない自然なフィールだったようです。

もくじ

時代遅れのモデル?
自然なフィール
まるでアウディA4?
生粋のオフローダー

時代遅れのモデル?

運転好きであれば気になるだろうが、一方で平均的なNXオーナーがスロットルペダルを50%以上踏み込むことなどほとんどないに違いない。

だが、50%以上スロットルを踏み込んでみれば、このエンジンの見過ごすことの出来ない問題点が明らかとなる。高回転を好まないエンジンを「プレミアム」などと呼ぶことは出来ないだろう。

フォレスターの無骨さを好むひとびともいるに違いない。
フォレスターの無骨さを好むひとびともいるに違いない。

深く腰掛けることの出来るシートが今回集まった4台のなかで最高の快適性を感じさせるとともに、高級感溢れるキャビンや、レクサスならではの高い組立品質を誇るNXだったが、他の3台に比べその古さは否めなかった。

時代遅れのパワートレイン続いて、このクルマではスペースも不足していた。CR-VやRAV4と同じく、リアシートにはリクライニング機構が備えられていたものの、トランクはもっとも小さく、その開口部の位置ももっとも高い。

トランク容量に関してはNXが475Lに留まる一方、CR-Vは497L、フォレスターが520L、そして深さはあるが奥行きの少ないRAV4が580Lという結果だった。

直観的な操作がもっともやり難いインフォテインメントシステムは言うに及ばず、平凡な燃費性能(この点については後ほど説明しよう)など、NXはデザインを優先した典型的なモデルだと言えるだろう。

それでも、将来的にハイブリッドSUVを購入しよう考えるひとびとであれば、スタイリングの魅力とその高価なプライスタグを見て、このニッチな市場でNX以外に検討に値する1台など存在しないと思うかも知れない。

 
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