ロードテスト 日産ジューク ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2020.02.08 11:50

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

新型ジュークの価格設定は、フォルクスワーゲンTクロスプジョー2008ルノー・キャプチャーといったライバルに対する競争力を発揮できるものだ。

最量販グレードになると見込まれるNコネクタは、8.0インチのタッチ式ディスプレイを備えるインフォテインメントシステムにトムトム製ナビが加わり、キーレス操作やオートエアコン、17インチのアルミホイールなどが装備される。

ジューク人気は販売台数の多さが見込めるため、残価予測では裏目に出そう。ライバルたちより中古価格が下回りそうだ。
ジューク人気は販売台数の多さが見込めるため、残価予測では裏目に出そう。ライバルたちより中古価格が下回りそうだ。

テクナ仕様へのグレードアップには1500ポンド(約21万円)の追い金が必要だが、フロントシートやフロントウインドウのヒーター、Bose製オーディオ、アクティブセーフティシステムが備わることを考えれば妥当な金額だ。

アドバンストセーフティシールドと銘打った先進安全技術の中でも、アクティブレーンキープとインテリジェントスピードアシストは優秀。これまでテストしたこのクラスのモデルと比較しても、出来のいい部類に入る。

もし、エミッションや燃費を重視するなら、MTよりDCTを選んだほうがいい。今回のテストにおけるツーリング燃費は16.3km/Lで、ボディサイズと背の高いSUVタイプであることを考えれば悪くないのだが、最高レベルというわけでもない。

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