【EVモードでどれだけ走れるか】トヨタ・カローラ(5) 静かな楽しみ 長期テスト

公開 : 2020.02.09 11:50  更新 : 2021.01.28 16:58

長時間を過ごすのに心地いい空間

これは適度に重み付けされたステアリングホイールの操舵感にもある。低速域での操る自信が高まり、路面の剥がれた穴などを避けて走ることも容易。

かといって、完璧というわけでもない。インフォテインメント・システムが、操作しにくい点は以前にも触れてきた。タッチモニターがドライバーの方へ傾いているのは良いが、インターフェイス・デザインの見た目は良くないし、キーボードが使いにくく入力に時間がかかる。

トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)
トヨタカローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)

それ意外は、カローラ・スポーツの車内は長時間を過ごすのに心地いい空間だ。窓の見切りは低く、ルーフも高め

フロントシートのサイドサポートも充分で、快適に座れる形状をしている。必要ならシートヒーターで温めてもくれる。

そんな週末、リアシートを畳んで荷物を積もうとしたが、問題が起きた。インターネットで購入したアームチェアが、荷室に入らなかった。もっとも、これはクルマのサイズより、わたしの判断力の方が問題ではあるのだけれど。

テストデータ

気に入っているトコロ

パワーの盛り上がり:一時的なEVモードでの走行は、混雑したまちなかでもやすらぎを与えてくれる。

気に入らないトコロ

インフォテインメント・システム:操作しにくいし、見にくい。このタッチモニターが厄介者になることがある。

テスト車について

モデル名:トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)
新車価格:2万9075ポンド(386万円)
テスト車の価格:2万9870ポンド(397万円)

テストの記録

燃費:16.1km/L
故障:なし
出費:なし

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