【伝説のミウラがアルプスへ】ランボルギーニ・ミウラP400 ミニミニ大作戦 後編

2020.02.16

宇宙船のようなインパクトがあった

このスタイリングがディレクターの目に止まり、ミウラの映画出演が即決したと聞いても、当然のことに思える。モルッツィはサイドラインに魅了されているという。

「1960年から1970年にかけて映画に登場するランボルギーニを運転しているのは、わたしです。俳優のラフ・ヴァローネやロッサノ・ブラッツィとも友人になりました。アオスタでは、同じホテルに泊まっていたので。映画にも登場したということで、出演料ももらいました」

ランボルギーニ・ミウラP400
ランボルギーニ・ミウラP400

「男性が愛人へミウラをプレゼントするという、別の映画もありますが、愛人役はマリアンジェラ・メラートでした。彼女は運転ができなかったので、わたしが金髪のかつらとドレスを着て、ローマの街を運転したんです」

「ランボルギーニは沢山の映画に出演してきました。ミウラやエスパーダなど、とても楽しい思い出です」

映画、「ミニミニ大作戦」は、ミニが活躍するアドベンチャーであることには間違いない。だが、多くの人にとって、オープニングシーンのインパクトの影響は大きかった。50年前は、ランボルギーニ自体を見るのが初めてだったのだから。

英国の放送作家、トロイ・ケネディ・マーティンが記した脚本をもとにした映画で、ランボルギーニ・ミウラが選ばれたのも納得。シルバーの、イソ・リヴォルタ・グリフォでは不十分だったのだろう。

1960年なら、ミウラはスーパーカーというより、空飛ぶ円盤のようにすら見えたかもしれない。50年たった今でも、充分にその面影を感じ取ることができる。

 
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