【人気のボルボにPHEV版登場】ボルボXC40 リチャージに試乗 良いモノを更に良く

2020.02.16

理想的なクロスオーバー

今回の試乗はボルボの試乗コース内に限られていた。PHEVとしての性能を試すのに充分な距離を走行することはできなかった。具体的な評価は後日となる。

それでも第一印象としては、既に優れたXC40の魅力を、PHEVが一層引き立てていると感じた。エンジンモデルが得ていた優れたコンパクトSUVとしての評価を、一切傷つけていない。訴求力の高いパワートレインが、XC40の魅力をさらに高めている。

ボルボXC40リチャージ・プラグイン・ハイブリッドT5(欧州仕様)
ボルボXC40リチャージ・プラグイン・ハイブリッドT5(欧州仕様)

経済性でも競争力は高い。試乗したPHEVのRデザインの英国価格は4万905ポンド(584万円)だが、247psを発生するガソリンエンジン版は、同じRデザインで3万6585ポンド(523万円)となる。

CO2の排出量も、スペック上では大幅に少ない。同じ1.5Lの3気筒エンジンを搭載するXC40 T3は、127g/kmとなるのに対し、PHEV版のリチャージが41g/kmに留まる。

純EV版のXC40がお望みなら、間もなくXC40リチャージ・フルエレクトリックも登場する予定。1つのモデルに複数の電動化パワートレインを用意するというボルボの決定に、悩まされる人もいるかもしれない。

純EVやPHEVのメリットを享受するには、ユーザーの求めるものや運転環境などが影響してくる。だが、充電したバッテリーでのEVモードを最大限に活かしつつ、長距離も都市部での利用も楽に対応できるのが、ボルボXC40リチャージ・プラグイン・ハイブリッドT5。理想的なコンパクト・クロスオーバーが登場したといえるだろう。

ボルボXC40リチャージ・プラグイン・ハイブリッドT5のスペック

価格:4万905ポンド(584万円)
全長:4425mm
全幅:1851mm
全高:1652mm
最高速度:204km/h
0-100km/h加速:7.3秒
燃費:−
CO2排出量:41g/km
乾燥重量:1741kg(予想)
パワートレイン:直列3気筒1477cc+ツイン電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:261ps/5800rpm(システム総合)
最大トルク:43.1kg-m(システム総合)
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック

 
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