【詳細データテスト】 ランドローバー・ディフェンダー オン/オフ共に無敵 高コストだがクラスベスト

公開 : 2020.05.23 10:20

購入と維持 ★★★★★★☆☆☆☆

性能は非常に高いのだが、それに付けられた価格もじつに高い。

ディフェンダー110はエントリーモデルでも4万5000ポンド(約630万円)少々で、装備内容は悪くない。ところがよりパワフルなエンジンや、ひとつふたつのオプションを付け足せば、すぐに6万ポンド(約840万円)や7万ポンド(約980万円)を超えてしまう。ただ高額というだけでなく、直接的なライバルを見つけにくい価格帯に突入するのだ。

耐荷重17kgの外付けボックスは、片側もしくは両側のリアクオーターに取り付けできるオプションアイテム。車内に入れたくない汚れ物を入れておくなど、オフロードユースに便利だ。ただし、装着時にはルーフに上がるためのラダーが使えなくなる。
耐荷重17kgの外付けボックスは、片側もしくは両側のリアクオーターに取り付けできるオプションアイテム。車内に入れたくない汚れ物を入れておくなど、オフロードユースに便利だ。ただし、装着時にはルーフに上がるためのラダーが使えなくなる。

さらに気になることがある。顧客満足度調査での順位が低いことの多いランドローバーが、当然ではあるが今回は違うと主張しているものの、それも怪しい。その答えが出るのは少し先だろうが、ユーザーが高額なだけでなく燃料代もかさむことを知れば、いかなる結論に行き着くかは想像がつくところだ。

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