【ドライバーへの訴求力は変わらない】ロータス・エボーラGT410へ試乗

2020.07.01

サマリー

アメリカ仕様の柔軟なサスペンションに、ラグジュアリーなインテリアを備えるエボーラGT410。装備も充実され日常性を高めつつ、ドライバーへのアピール力に長けたスポーツカーであることにも、変わりはないようです。

もくじ

登場から12年が経つロータス・エボーラ
北米仕様のサスペンションを採用
変わらないドライバーへの訴求力
日常性を増した高バランスのスポーツカー
ロータス・エボーラGT410(英国仕様)のスペック

登場から12年が経つロータス・エボーラ

text:Richard Lane(リチャード・レーン)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
2008年を振り返ってみる。一番に思い出されるのが、リーマン・ブラザーズの経営破綻。インスタグラムが登場した時期でもあった。

同時期に、当初284psのエンジンを搭載し、8年のモデルライフ計画で登場したのがロータス・エボーラ。2+2のシートレイアウトを持つグランドツアラーも、今年で12年目を迎える。

ロータス・エボーラGT410(英国仕様)
ロータス・エボーラGT410(英国仕様)

2020年の経済はリーマンショック以上の落ち込みを見せる一方で、インスタグラムは世界で10億人以上のユーザーを獲得。世の中、どう変化するのかは読みにくい。

この12年間に起きたロータスの変化も、小さくはなかった。ハイブリッド・プロトタイプの開発を進めながら、フォーミュラ1へ復帰。チーム名の法定争いもあったが、1987年以来の優勝まで挙げている。

その後F1から撤退し、新しいエスプリを計画。年間3600万ポンド(47億5200万円)の損失を計上して、経営は中国のジーリー・ホールディングへと移った。

新経営体制のもと、数十億ポンド(数千億円)の資金提供を受け、2001psの純EVハイパーカー・プロジェクトを始動。1台204万ポンド(2億6928万円)の値段を付け、エヴァイヤという名前で発売が始まっている。

ロータスはその間、素晴らしい走行性能を誇るロードカーも何台か提供してきた。このエボーラも、2009年のAUTOCARベスト・ドライバーズカーで優勝して以来、進化を重ねてきた。

 
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