【求める以上にアグレッシブ】ヒュンダイi30 Nへ英国試乗 高めた日常性

2020.07.12

サマリー

サスペンションへ手直しが加えられた、韓国製ホットハッチのヒュンダイi30 N。日常的な扱いやすさに焦点を当てたマイナーチェンジを受けたものの、ハード過ぎる性格には変わりないようです。英国編集部が評価しました。

もくじ

登場から3年目のマイナーチェンジ
それでも硬すぎるサスペンション
重いステアリングに印象の薄いエンジン
ライバルへ並ぶにはもう少しの時間が必要
ヒュンダイi30 N(英国仕様)のスペック

登場から3年目のマイナーチェンジ

text:Simon Davis(サイモン・デイビス)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ヒュンダイは、i30 Nの熟成を重ねている。2017年の発表時は、欧州のホットハッチに波紋を投げかけるだけの実力が評価されたモデルだ。

ハッチバックの登場から時を待たずして、i30 Nファストバックも登場した。硬すぎたサスペンションは柔らかく設定を見直し、滑らかなクーペ風のボディを組み合わせている。

ヒュンダイi30 N(英国仕様)
ヒュンダイi30 N(英国仕様)

AUTOCAR英国編集部では、長期テスト車両として導入していたヒュンダイi30 N。登場から3年も経たないうちに、改良を受けることになった。ライバルと比較して不足ないパワーを備えていても、充分だとは考えていないのだろう。

i30 Nは、運転する楽しさや価値、個性といったホットハッチとしての訴求力を持つ。内容を考えればお買い得価格だ。しかし、競争の激しいホットハッチのなかで、リードできるほどの強みは備えていなかった。

特にアグレッシブでレーシーなサスペンションは、英国の荒れた路面との相性が良くなかった。ヒュンダイR&Dを率いる、 アルベルト・ビアマンに喜んでもらえるような評価を与えることができないほど。

マイナーチェンジを受けた2020年仕様のi30 Nは、サスペンション周りの改良を中心に手が加えられているという。ヒュンダイから明確な説明はないものの、ハッチバックを日常的に乗りやすくしようと考えても、不思議はない。

 
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