【サイズ/パッケージ分析】ヤリス・クロス・プロトタイプ試乗 新型SUVの内装/荷室/走りを評価 いくらなら買い得?

2020.07.30

サマリー

トヨタの新型車「ヤリス・クロス」が、9月初旬に発売へ。正式発表前に、ハイブリッド車とガソリン車を、サーキットで試乗しました。ヤリスとどう違うのか、サイズ、パッケージ、走りを検証してきました。

もくじ

どんなパッケージング?
内装 前席/後席 ヤリスとの違い
装備・適応用途 ゴルフバッグ2本が入る荷室
どんな感じ? 4WDのこと
ハイブリッドを候補に考えるなら
ガソリン車 前輪駆動を試す
FFと4WD リアサスの違いと乗り味
買い得価格ラインは?
ヤリス・クロス スペック(簡易諸元)

どんなパッケージング?

text:Shigeo Kawashima(川島茂夫)
photo:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

ヤリスを母体に開発されたヤリス・クロスには2つの側面がある。

1つはタウンユースにも便利な車体寸法の小さなSUV。もう1つは、キャビンユーティリティに優れたコンパクト2BOXである。

正式発表前のトヨタの新型SUV「ヤリス・クロス」を取材する機会に恵まれた。写真はハイブリッドZ(プロトタイプ)。
正式発表前のトヨタの新型SUV「ヤリス・クロス」を取材する機会に恵まれた。写真はハイブリッドZ(プロトタイプ)。    池之平昌信

SUVの売りにはユーティリティも含まれるので、両者は重複する部分もあるのだが、悪路に向けた走行域の拡大も含めて2BOXよりも優れた汎用性を特徴にする。

ただし、こういったコンセプトはヤリス・クロスに限ったことではなく、VW車のTクロスを筆頭に車種増のカテゴリーでもあり、SUVブームへの便乗ではなく汎用性に優れたファミリー&レジャー用途向けのエントリーカーとして市場に根付く可能性が高い。

車体寸法は、全長×全幅×全高が4180×1765×1590mm。ヤリスとの比較では、全長が+240mm、全幅が+70mm、全高(HV 4WD)が+75mm、ホイールベースが+10mmとなっている。

全幅はSUVらしいタフネスの演出と考えていいが、75mm増の全高は実用面でも注目点だ。サス周りの設計変更による最低地上高の拡大代は約30mmなので、40mm以上は室内高の拡大に回されている計算になる。

同様に全長はリア・オーバーハングの拡大に回され、荷室奥行きはヤリスよりも190mm増大。ホイールハウス後のスペースが拡がったお陰で荷室最大幅も400mm増加している。

 
最新試乗記

人気記事