【アルファだけの特別ブレンド】アルファ・ロメオ・ジュリア・スプリントへ試乗 前編

2020.08.02

サマリー

イタリア生まれのスポーツ・サルーン、ジュリアがマイナーチェンジ。部分的にはクラス最高といえないものの、ドライバーへの訴求力はピカイチだとする英国編集部。控えめなスペックのスプリントを、英国の一般道で評価しました。

もくじ

楽しさ溢れる後輪駆動のドライビング体験
大幅に質感を高めたインテリア
優れたシャシーが生む驚くほどの速さ

楽しさ溢れる後輪駆動のドライビング体験

text:Richard Lane(リチャード・レーン)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
もし今、新しいBMW 3シリーズを考えているなら、アルファ・ロメオ・ジュリアも一度は試乗しておいた方がイイ。2020年に向けて、マイナーチェンジを受けている。内容は小さいものの、有意義なアップデートだ。

スポーツ・サルーンというカテゴリーは、縮小傾向。目を引くスタイリングと鋭い操縦性が、燃費と同じくらい重要視される。滑らかに動く、タッチモニター式のインフォテインメント・システムも。

アルファ・ロメオ・ジュリア・スプリント(英国仕様)
アルファ・ロメオ・ジュリア・スプリント(英国仕様)

BMWでもアルファ・ロメオでも、費用次第で500psを越えるハイパフォーマンス・サルーンを選ぶことは可能。しかし両ブランドのポイントは、200ps前後の身近なグレードでも、楽しさ溢れる後輪駆動のドライビング体験が手に入るということにある。

今回試乗するジュリア・スプリントも、トップグレードと比べればだいぶ穏やかな部類。英国価格は3万7000ポンド(499万円)からだから、少し割高に感じられるかもしれない。

直接のライバルとなるBMW 320i Mスポーツより、ジュリア・スプリントの方が値段は高い。しかし最高出力200ps、最大トルク33.5kg-mは、320iを少し上回る。0-100km/h加速時間は6.6秒で、競合グレードの中では俊足と呼べる。

このスペックで不満なら、1つ上のアルファ・ロメオ・ジュリア・ヴェローチェが選べる。価格は4万2575ポンド(574万円)へ膨らんでしまうが、同じ2.0Lのターボエンジンは280psへ引き上げられている。

 
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