マツダ・タケリ

2012.04.05

昨年の東京モーターショーでお目見えした、次世代サルーンの斬新なイメージであるマツダのコンセプトカー、タケリがニューヨーク・モーターショーでアメリカ初公開された。

このタケリは、2013年に登場する予定の新しいマツダ6のベースとなるもので、ドアハンドル、ウイングミラーなどは生産時には変更される予定だ。

ハンサムなこのタケリは、マツダの新しいデザイン・コンセプト「魂動」を示したもので、そのコンセプトはCX-5のも見られるものだ。そのデザインは既存の6ライトサルーンに比べて非常に大胆なデザインがされている。独特のフロント・グリル、スリムなヘッドライト、パリッとしたクーペのようなボディラインなど。また、ジャガーXFにインスピレーションを受けたようなリアのトランクまわりなど。

この新しいサルーンは、スカイアクティブ・テクノロジーを引き継ぐ。それは効果的なガソリンおよびディーゼル・エンジン、軽量なマニュアルおよびオートマチック・ギアボックス、新しいサスペンション、そして新しい鋼鉄製のプラットフォームなどである。また、タケリは、マツダ初のi-ELOOP(インテリジェント・エネルギー・ループの略)を備える。これは、マツダ初の回生ブレーキシステムで、減速の間、運動エネルギーを電気に変え二層式のコンデンサに蓄えるというものだ。この電気アシストのため、燃費は10%向上するという。

インテリアは4人のためのスペースに割り切られている。装備としては、BMWがiドライブと呼ぶ、回転型コントローラも採用されているのが注目だ。
日本メーカーのテクノロジーのポテンシャルを見せるためでもある、とマツダの山内武社長はコメントしている。「スカイアクティブはEVやハイブリッドと同等の高効率を導き出す。われわれのプランによって、何が成し遂げられるか。それは、ドライブの喜びと高効率化だ。」

タケリは、173bhp、42.3kg-mの2.2リッター・ターボディーゼル・スカイアクティブDを搭載する。軽量で、摩擦の少ないのが特徴のエンジンで、かつてない低圧縮比と、スタート・ストップ・システム、回生エネルギー・システムを持ち、104g/kmという低いCo2排出量と優れた燃費を稼ぎだす。このエンジンはトルクコンバーターによるオートマチック・トランスミッションと組み合わせられるが、その経済性はマニュアル・トランスミッションと変わりないという。

スカイアクティブ・テクノロジーは、フォードから独立したマツダが、将来の厳しい排出ガス規制を乗り越えるために、メーカーとして成功するための試練となろう。

 

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