インフィニティBEV

2012.04.06

日産の高級ブランドであるインフィニティが、長いこと約束をしていたEVをニューヨーク・モーターショーで発表した。

インフィニティのUSマーケティング・マネージャー、サム・チャンによれば、LEコンセプトはアンダーボディをリーフと共用するが、BEVはルックスもパフォーマンスもよりアグレッシブに設計されているという。また、BEVは、まず最初にラグジュアリー・カーとしてありきで設計され、その次にEVとして設計されたのだという。

BEVを製造することになるテネシーのスマーナ工場では、2010年代の半ばまでに400,000台の生産能力を有することとなる。しかし、EVの市場は、フォード、 フォルクスワーゲン、GM、トヨタといったライバルがどう動くかによっても決まってくる。

リーフは2011年にかろうじてアメリカで10,000台を販売した。しかしこの3月の需要は579台であった。日産とルノーのCEOを務めるカルロス・ゴーンに、この件に関して信頼を失ってはいないかと尋ねると「われわれは電気自動車については楽観視している」との答えが帰ってきた。

BEVのデザインは明らかにリーフよりもスポーティだ。ベーシックなパワートレインはリーフと共有するが、2013年半ばに計画されているリーフのリファインに合わせたものが搭載される予定だ。それは、寒冷地でよりパワーを使うことなく効率的なキャビン・ヒーターも含まれる。

リチウム・イオン・バッテリーの容量はリーフの24kgよりも大きくなる予定だ。現在のリーフは現実的には117km、最適な状況でも160kmのレンジでしか走行はできない。また0-96km/h加速も11秒かかる。しかしBEVは9秒を切ると情報筋は明かした。

日産は、リーフの売上が落ちていることをあまり気にしていないようだ。メーカーでは年間20,000台の販売を目標として立てている。

そして、インフィニティ? チャンは「クルマを作り始めることよりも、まずはそのボリュームを計画するところから始まる」と語っている。

 

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