[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

ブガッティ・ヴェイロン16.4グランスポーツ・ヴィテッセ

2013.04.20

ブガッティは、世界最速のオープントップ・モデルを製作したと発表した。ブガッティ・ヴェイロン16.4グランスポーツ・ヴィテッセは、中国人ドライバー、アンソニー・ルーの手によって、フォルクスワーゲン・グループのエーラ・レッシエンのテストコースで、254.04mph(408.8km/h)の最高速を打ち立てたのだ。

そして、それを記念して8台のワールド・レコード・カーが生産される。このモデルは、2,030,000ポンド(3億1100万円)というプライスタグが付けられ、上海モーターショーで受注を開始する。

このWRCは、ブラックとオレンジのペイント以外は、通常のヴェイロン16.4グランスポーツ・ヴィテッセと変わりない。そのエンジン・パワーは1184bhp、152.9kg-mだ。

ブガッティは当初、オープントップのヴィテッセの最高速度を233mph(375km/h)とアナウンスしていたが、実際には249mph(400km/h)が可能だと考えていた。そして、実際に、ドイツの公認団体、TUVによってそれが証明されたこととなった。

ちなみに、ヴィテッセのクーペ・バージョンは、267.86mph(431.0km/h)の最高速を打ちたてたが、一般ユーザーが購入することのできるモデルは258mph(415km/h)でリミッターが取り付けられていたので、この記録は当初ギネスには認められなかった。ギネスは、レコード・ブレーカーと一般市販車が同一でなければならないという内規を持っていたからだ。そのため、ヴェイロン16.4グランスポーツは、30台生産したモデルにうち、25台は258mph(415km/h)のリミッターを装着したが、残り5台についてはWRCとしてリミッターなしで販売したという経緯がある。

その後、アメリカの自動車メーカー、ヘネシーがヴェノムGTで265.7mph(427.6km/h)という記録をマークしたが、これはギネスによって承認されていない。